このほどに開かれた全国食品医薬品医療器械検査業務テレビ・テレホン会議では、2011年に、中国の国家医薬品評価的抜取検査の合格率は96.82%、基本医薬品の合格率は97%であったと、指摘した。
2011年、中国食品医薬品検定研究院は登録検査、輸入検査と監督検査などの各種の検品計1.3万ロットを行った。国家医薬品評価的抜取検査の中、計211種のサンプル計3万ロット近くを抜き取り、合格率が96.82%、基本医薬品のサンプル2.5万ロットあまりを抜き取り、合格率が97%であったという。
2011年に、全国医薬品検査システムは基本医薬品の全品種をカバーする抜取検査の任務を成し遂げて、基本医薬品の品質を保証し、正しく医薬品安全の情勢を評価することに科学的なデータのサポートを提供した。目下、中国はやや完璧な医薬品生産供給システムを形成し、一応に医薬品の開発、生産、流通と使用のプロセス全体をカバーする安全監督管理のシステムを構築し、医薬品の安全状況が著しく改善され、医薬品安全保障の能力が著しくアップしてきた。しかし、製薬企業の信用システムが不完全、監督管理の実力と技術サポートシステムが弱いなどの問題は目立っており、医薬品安全は依然としてリスクが高い時期にある。
「国家医薬品安全計画(2011~2015年)」によると、中国は検査システムを一段と健全化し、医薬品と医療器械のプロセス全体の品質に対する管理を強化することになることを明らかにした。2015年になると、医薬品の製造は100%で新たに修正された「医薬品生産品質管理規範」の要求に合致すべきである。
(出所:中国医薬報 2012年1月4日)