上半期、中国の西洋薬類製品の輸入額が79.2億米ドルに達し、同期比38.67％増、その増加幅が輸出の増加幅より12パーセンテージ近く上回ったので、国の経営構造を調整し、輸入を拡大し、貿易発展のバランスを保つという政策の効果を見せた。

　 上半期、中国西洋薬類製品の輸入は全体から見ると、量の変わりがなく、価額の上昇があるという情勢を見せ、輸入の量がわずか1.91％の減となったことに対し、輸入の平均価額が大幅に41.37％上昇した。ドイツ、アメリカ、フランス、日本、スイス、イギリス、アイルランド、イタリア、ベルギーとスウェーデンは中国西洋薬類製品輸入のトップ10の輸出国であった。
　 上半期、中国は292種類の西洋薬類製品を輸入した。西洋成薬の輸入額は47.15％を占め、原料薬は41.87％を占め、生物化学薬は10.98％を占めた。全体から見ると、中国西洋薬類製品の輸入の中に、原料薬と製剤はほとんど半分ずつのシェアーを占めていた。

　 上半期、国際西洋薬類製品の生産と消費市場は引き続き安定に成長する勢いを保っていた。中国西洋薬類製品の輸出入はいずれも急成長を保ち、また輸入の成長が著しく加速され、貿易バランスの効果がはっきりしていた。

（出所：中国医薬報　2011年09月01日）