2011年上半期、中国医用ドレッシング類の輸出は良好な成長勢いを保っていた。 輸出額は11.54億ドルに達し、同期比で108.25%成長した。
上半期、アメリカ、日本及びドイツという三ヶ国への医用ドレッシング輸出額は同期医用ドレッシング輸出総額の半分(49%)を占めた。しかし、輸出製品としては、以前と同じように、伝統的コットンドレッシングを主な品種であった。例えば、医用脱脂綿、ガーゼ、包帯、コットン手術用テープ等の中に、低クラス製品(70%以上を占めた)の平均輸出価格はヨーロッパ、アメリカ製の同種類製品価格の八分の一に過ぎなかった。
全国では、医用ドレッシング輸出業務に従事している企業は3000社以上があったが、その内、年間輸出額が1000万ドルをこえた企業は20社余りであった。輸出額ランキング前10位の企業は全部生産企業であり、その輸出額は全体の33.05%を占め、去年同期と較べ、企業数と市場集中度がほぼ安定な状態を維持している。
全体から見ると、医用脱脂綿、ガーゼ及び包帯類製品の輸出額は4.13億ドルで、同期比で37.09%を成長した。医用不織布製品(一次性手術服、手術キャップ、手術テープ等)の上半期の輸出額は3.19億ドルに達し、28%を占めており、医用ドレッシング輸出の第二大種類商品になった。
図の2、2011年1~6月の中国医用ドレッシング輸出市場
図の3、2011年1~6月の中国医用ドレッシング輸出シェア
(出所: 中国医薬報 2011-09-07)