中国はホルモン類原料薬の重要な輸出国である。中国税関の統計によると、第一四半期のホルモン類原料薬の輸出量は212.39トンであり、同期比3.21%の増となり、輸出額は1.47億米ドルであり、同期比23.69%の増となり、成長のモメンタムが好調であることを明らかにした。 国際経済の持続的な好転につれて、中国のホルモン類原料薬の輸出は立派な成長のモメンタムを見せるようになってきた。第一四半期の輸出状況は今年全体の輸出成長に基礎を築き上げた。 アジアでの増加の幅は首位に立つ 中国のホルモン類原料薬の輸出先はアジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ及びEUとインド、アメリカ、メキシコ、ブラジルなどの国と地域に集中している。第一四半期に、ホルモン類の原料薬の輸出額は上記の国々と地域においていずれも大幅な成長を見せた。その内、アジアに対する輸出は5,958.06万米ドル、同期比32.43%の増となり、ヨーロッパに対する輸出は5,799.61万米ドル、同期比20.62%の増となり、北アメリカに対する輸出は1,597.23万米ドル、同期比18.08%の増となった。 第一四半期のホルモン類原料薬の地域別の輸出状況 地域 輸出額 輸出額の同期比(%) 全世界 14960.44 23.69 アジア 5958.06 32.43 アセアン 1157.22 13.26 中東 176.66 9.09 アフリカ 132.24 ▼0.9 ヨーロッパ 5799.61 20.62 EU 4792.49 16.6 EU十五カ国 4622.51 15.86 EU東拡十二カ国 169.98 41.2 ラテンアメリカ 1155.6 10.1 北アメリカ 1597.23 18.08 オセアニア 47.7 40.49 第一四半期のホルモン類原料薬はインドに対する輸出が3,401.39万米ドル、同期比36.71の増となり、EU各国に対する輸出が4,792.49万米ドル、同期比16.60%の増となり、アメリカに対する輸出が1,413.84万米ドル、同期比27.06の増となった。 (出所:中国医薬報 2011年05月12日)
第一四半期のホルモン類原料薬輸出が増加