2013年10月29日、中国医薬国際交流センターとメッセ・デュッセルドルフ上海有限公司の共同主催で、第十八回中国国際医薬（工業）展覧会および技術交流会（CHINA-PHARM）が上海新国際博覧センターで開幕した。21の国と地域の420社超の著名な企業が登場し、最新の製薬設備、技術および解決案を展示した。

今年は国務院の組織改革によって国家食品医薬品監督管理総局が設立された一年目で、新版医薬品GMPの実施が大事な段階に入る時期でもある。国家食品医薬品監督管理総局は様々な措置をとり、新版医薬品GMPの実施を推し進めてきた。CHINA-PHARMは関係業界の重要な専門展覧会として、新版医薬品GMPの実施に協力し、医薬品メーカーがGMPの要求に速く適合するよう導き、政策法規、情報技術、生産設備および技術改造などの面で企業に手厚いサポートを提供する。

今回の展覧会は内容が多彩で、製薬機械、医薬品包装用設備、バイオテクノロジー、製薬用水関係設備、流体工学、洗浄設備および技術、工程技術およびコントロールシステム、電子ラベルと偽造防止技術、医薬品添加剤および包装資材、食品および化粧品関係設備、分析検査測定機器など、医薬工業関係分野をカバーしている。中国と海外の有名企業と代理店が最新の技術と設備を持ち込み、全世界で最も先進的な製薬工業技術と設備を全面的に展示した。今回の展覧会に参加した企業のうち、55%以上は外国企業。ドイツ代表団は自国の企業を率いて現場展示を行い、イギリスとイタリアも代表団を組んでCHINA-PHARMに参加し、先進的な設備と技術を展示した。

今回の展覧会の開催期間中、2013年度中国製薬技術コンファレンス（ISPE-CCPIE China Conference 2013）、2013年度PDA/CCPIE無菌医薬品生産検討会、医薬品添加剤GMPフォーラム、製薬業界洗浄技術フォーラムおよび関係専門技術交流会など多様な活動が行われ、政策、科技、ビジネスなど、複数の視点と異なるレベルから製薬分野の技術問題を深く検討し、交流を行い、先進的な技術と製品を紹介した。そのうち、中国製薬技術コンファレンスは中国医薬国際交流センターと国際製薬技術協会が共同で主催し、国家食品医薬品監督管理総局医薬品認証管理センターから多大な支援と指導を受けてきた。無菌医薬品生産検討会はアメリカ注射剤協会（PDA）からのサポートを受けた。また、第二回CHINA-PHARM医薬バイオ関係人材交流活動も開催され、関係バイオ医薬企業と求職者に交流の場を提供し、その場で適切な人材を募集できた。

ここ十数年来、各級指導者と社会各界の関心と多大な支持により、CHINA-PHARM展覧会は発展してきており、国際医薬分野で大きな影響力を持ち、名の知られた展示会と先進的製薬理念を伝播する場となり、中国と海外の医薬業界の交流と提携、企業と政府の交流のためのプラットフォームを構築し、企業の新規事業・市場開拓に豊富な情報とビジネスチャンスを提供し、我国の医薬工業の発展、特に我国の医薬品GMP実施に寄与し、製薬企業の技術と設備の更新、海外の先進的製薬設備と技術の導入、我国製薬設備関係企業の国際水準達成などの面で積極的な役割を果たしてきた。

(2013-10-29)